タブレット使用

 今回の記事はタブレットにキーボードを併設して書き上げている。
 正直なところこちらの方が携帯にてぽちぽちと小さい画面を駆使し書くのに比べて格段に勝手がよろしい。

 元来私は小さいところでちまちまとするのは性に合わず、携帯でコミュニケーションをとるくらいならパソコンですませてしまいたいというのが今の私の正直な思うところなのである。

 だが先日私が帰宅した折りに私の愛用していたノートパソコンが何者かの手により画面の液晶がみるも無惨な形に割れてしまっていた。当初は私の作業環境において最重要といってもいいPCを失ったことは私にとって致命傷と言ってもよいほどに私を苦しませたが、父が買ったきり全く使用していない半ばオブジェクトとして我が家のテレビの隣に鎮座していたタブレットの存在を思いだし、利用しようと試みたのである。
 結果としてこのたくらみはうまくいったといってよいだろう。今や父もタブレットのこともすっかり忘れて、事実上私のものとしてタブレットはその機能を存分に発揮してくれている。キーボードも自費で購入したし、私の所有物とする計画も順調に推移している。
 だが唯一不満が残るとすれば、このタブレットにはカーソルに相当するものがなく(まだ私が機能を熟知していないせいだろうか)、決定などをするとき(今回における『編集の完了』など)はタブレットにタップしなければならないという点である。
 マウスのようなものがあればいちいちさわらずとも事が運ぶのだろうか?
 しかし、その点をのぞけば十二分に活躍してくれいているため、そのほかについて特筆した不満は今のところ持ち合わせてはいない。
 このタブレットは、PCを失った私にとってまさに地獄に仏と言っていいほど私の助けとなってくれている。感謝こそすれ、不満をつらつらと書いては罰当たりというものだろう。